今回はこんな疑問にお答えします。
本記事の内容
今後営業の仕事は無くなってしまうのか?
営業マンが存在する3つの理由とは?
人と話したいという欲求は無くならない
営業マンがAIに丸投げするべき業務もある
まとめ
自己紹介
こんにちは!たすけ(@tasukeblog)です。
この記事を書いているボクは自動車部品メーカーで営業の仕事をやりながら当ブログで情報発信しております。
今日は日曜日の更新なので、息抜き回として以前から気になっていた、
『近い将来営業の仕事が無くなってしまうのか?』
といったテーマで記事を書いていきます。何かの参考にしていただけたら嬉しいです。
もくじ
今後営業の仕事は無くなってしまうのか?
営業の仕事をしている人ならどこかで聞いたことがあるのではないでしょうか?
営業の仕事が将来はAIに取って代わられるなんて話です。
ボクは専門家や学者ではありませんが個人的な考えとしては、今後営業の仕事が完全に無くなることはないと思います。
理由は人間は基本的にビビリな人が多く、例えば住宅や不動産などの高額な商材を購入するとなったとき、1人では決断できない場合が多いからです。
そのような状況で、購入に踏み切れず悩んでいる人へ的確な情報を伝え、購入に向けてそっと背中を押してあげれる営業マンが必要になってくるわけです。
機会が奪う職業・仕事ランキング(米国)の上位10位を抜粋
とはいえ、こんな記事が出ております。
機会が奪う職業・仕事ランキング(米国)の上位10位を抜粋
① 小売店販売員
② 会計士
③ 一般事務員
④ セールスマン
⑤ 一般秘書
⑥ 飲食カウンター接客係
⑦ 商店レジ打ち係や切符販売員
⑧ 箱詰めや積み降ろしなどの作業員
⑨ 帳簿係など金融取引記録保全員
⑩ 大型トラック・ローリー車の運転手
少し前の記事になりますが、ダイヤモンドオンラインで掲載された情報によると
小売販売員やセールスマンという仕事が、今後AIや機械によってなくなろうとしている可能性があるということです。
このような背景を基に、営業マンが存在する理由をより深くみていきましょう。
営業マンが存在する3つの理由とは?
営業マンが存在する理由は以下の3つです。
その① お客様が知らない情報を提供する
その② お客様のニーズを引出してあげる
その③ お客様の背中を押して上げる
1つずつ解説していきます。
その① お客様が知らない情報を提供する
当たり前のことを言っているようですが、営業マンはお客様に専門的な情報を提供します。
商品やサービスのメリットやデメリット、商品に関連する他社の情報といったものです。
しかし現在は情報があふれ、インターネットやSNSで様々な情報をスマホ1つで得られる世の中になりました。
つまりお客様自身で、ある程度の情報を得ることができてしまうわけですね。
少し考えてみてほしいのですが、あなたは不動産や住宅などの高額商材を検討するとなったときに、ネットやSNSの情報だけで購入に踏み切れますか?
ほとんどの人がネットの情報だけでは購入できないと思います。
そこで必要になるのが、その道のプロ(営業マン)が持ち合わせる情報です。
営業マンが持ち合わせる情報をお客様に的確に伝え、お客様が自分の知識の範囲内で選ぶのではなく『こっちですよ』『これもありますよ』と提示してあげることが営業マンの存在する理由です。
その② お客様のニーズを引出してあげる
自動車販売を例にすると、軽自動車を乗っていたお客様がワゴン車の購入を検討しているとなったときに、様々な理由が推察されます。
● 家族が増えた
● 軽自動車では荷室が狭い
● 新しい趣味ができてワゴン車が必要
● 家族の介護などでゆったりと乗れる車が欲しい
これらのニーズを『勝手な憶測』ではなく、きちんとお客様に要点をつかむヒアリングをして引き出してあげることが営業マンの役割です。
\こちらの記事でお客様の本音を引き出すヒヤリング方法を解説しております/
-
【重要】顧客の本音を引き出すヒヤリングとは?【相手に寄そってみよう】
続きを見る
その③ お客様の背中を押してあげる
例えば不動産や住宅などは、一般的に何回も買い換えるものではありませんよね?多くの人は、一生に一度か二度の大きな買い物になるかと思います。
そんな大きな契約や買い物といった、いわゆる高額な商材になれば最終局面で購入に踏みきれない場合が出てきます。
予算で悩んでいるのか?
他社の商品と比べているのか?
本当にこれで良いのか悩んでいる
商談が決着する最終局面では、ほとんどが上記の内容で購入を決断できない場合が多い印象を受けます。
お客様が契約に踏みきれずにいる心理を読み解き、状況に合わせたクロージングを行いお客様の背中を押してあげることが営業マンが存在する理由のひとつです。
● 決断できずに悩んでいるようなら多少強引に背中を押す
● 決断力が高めの経営者などにはそっと寄ってあげる
人と話したいという欲求は無くならない
わたしたちは、生活環境の変化などで人と会う機会は減ったとしても、誰かと話したいという欲求が無くなることはありません。
なぜなら、人は日常的に何かしらのコミュニティーのなかで生活しており、
だれかと関わっていたい 触れ合っていたい つながっていたい
と無意識に考えながら行動しているからです。
このような欲求を補う代表的なサービスがSNSですよね。だれかとつながっていたいという欲求が大きくなりすぎた結果『SNS疲れ』といった言葉が出てきたのではないでしょうか?
人と話したいという欲求がある以上、営業という仕事が無くなることは考えられません。
営業マンがAIに丸投げするべき業務
ここまで営業マンが存在する理由と人間の欲求といったテーマで解説してきましたが、テクノロジーの進化によりAIに丸投げしたほうが良い業務も肌感としてあります。
それが以下になります。
① 新規営業・新規テレアポ
飛び込み営業や新規のテレアポは、営業マンが苦痛に感じる代表的な業務です。
苦痛に感じる業務だからこそ、新規のお客様を自分の力で獲得したときの達成感や喜びは大きいものがありますし、会社からの評価も大きいです。
しかし多くの営業マンが苦痛に感じる業務はAIに丸投げして、営業マンは誰かと話したいというお客様の欲求を満たすことに時間を費やしたほうが効率的とも言えます。
② パソコンに向き合う作業
パソコンと向き合う作業をAIに丸投げできれば良いと思えるときが多々あります。
具体的には以下のような内容です。
提案書の作成
見積書の作成
業務日報などの報告書
社内メールの確認や返信
営業マンは基本的に日中は外回りをおこない、夕方に帰社して1日の業務で獲得した案件の準備や提案書、業務日報を作成するためにデスクワークを行います。
営業マンの技量にもよりますが、仕事が立て込んだりすると残業になることが多く、『営業マン = 残業』といったネガティブなイメージが定着してしまいます。
まとめ 人が物を買う以上、営業は無くならない
今回は息抜き回として、今後のテクノロジーの進化にともない営業の仕事は無くなってしまうのか?といったテーマでお話しました。
理由は記事内でも話しましたが、基本的に人はビビりだからです。
100円のジュースを買うために営業マンは必要ありませんが、1,000万円の土地や住宅、仕事上の契約となれば1人ではなかなか決断できません。(決断できてしまう大物もいますが)
とはいえ、営業マンの業務においてテクノロジーの進化に任せたほうが効率的なものも存在します。
今後の世の中がどう変化していくのか楽しみですね。
今回は以上になります。ありがとうございました。