今日はこんなテーマでお話します。
本記事の内容
大前提として営業で失敗して大丈夫です
営業は常に失敗ととなり合わせな関係です
ボクが営業でやらかした5つの失敗談を紹介します
まとめ
自己紹介
こんにちは!たすけ(@tasukeblog)です。
この記事を書いているボクは自動車部品メーカーで営業の仕事をやりながら当ブログで情報発信しております。
社会人であれば、ほとんどの人が何かしら失敗をやらかしたことがあるかと思います。
本記事では、これから営業の仕事をはじめる人や新人営業マンに向けて、ボクが過去にやらかした失敗談を暴露し対処法をご紹介していきます。
記事を最後まで読めば営業マンの失敗談を予習することができ、失敗に対し備えることができるようになります。
いまのご自身の状況にあわせ参考にして頂けたら幸いです。
それではいってみましょう!
もくじ
大前提として営業で失敗して大丈夫です
仕事で失敗することは悪いことではありません。失敗して良いんです。
人は失敗から多くのことを学びます。失敗することを恐れずに行動する人としない人では後々の成長に間違いなく差が出ます。
といったネガティブな考えを持つのではなく、
と前向きな考え方を持ち、失敗を恐れず行動してみましょう。
営業は常に失敗ととなり合わせな関係です
営業は基本的に人とのやりとりで成り立つため、常にトラブルととなり合わせの関係です。
誰だって失敗やトラブルを起こしたくて起こすのではありません。
しかし、ちょっとした対応の遅れや些細な間違いなどでトラブルは起きてしまいます。
営業で失敗してしまったら、以下の2つを心がけることが大切です。
失敗してトラブルを起こした後の対応は誠実に行う
失敗を活かし今後繰り返さないように対策をとる
完璧な人間はいません。何かしらの失敗からドラブルに発展してしまうのは仕方がないことです。
トラブルを起こしてしまったら、その後の対応を誠意をもって対処することが大切です。
きちんとした対応を取れば今後の信頼関係に悪影響が出ることは少ないでしょう。
ボクが営業でやらかした5つの失敗談を紹介します
さて、それではボクのとても恥ずかしい失敗談を暴露していきます。
どうぞ遠慮なく笑って下さい!
その① 言葉づかいで失敗
営業2年目のときにお客さんを激怒させた失敗談が『言葉づかい』でした。
具体的には『なるほど』という言葉。
お客さんの意見に同意し、相づちとして連発していたら
『さっきから何様のつもりだ?』
と怒られてしまいました。
『なるほど』は普段の会話で納得したときの相づちとして使う言葉ですが本来は、
『相手の意見を評価した上で合意する』
といった意味合いから、
上司や目上の人に使うと見下した印象を与えてしまう場合があり注意が必要だったのです。
自分の認識不足を深く反省し、お客さんには認識不足だったことを正直に伝え謝罪しました。
『なるほど』には注意が必要です
友人や知人との会話で使う分には構いませんが、営業の現場では使わない方が賢明です。
理由は、気にする人は気にしてしまうからです。
営業マンは商品やサービスを売るために、お客さんと良好な関係を築かなければなりません。
言葉づかいひとつで取引そのものが無くなってしまうケースだってありえます。
『なるほど』の言い換えは以下が適切です。
確かにそうですね
おっしゃる通りです
シンプルに相づちで『はい』
良好な人間関係をつくるためにも、言葉づかいには注意しましょう。
その② 自分自身の勝手な憶測
自分勝手な憶測でお客さんを激怒させた失敗談です。
取引先から『調子が悪いところがあるからみてくれ』と依頼がありました。
点検すると修理が必要な状況でボクは修理の手配をしたのです。
数時間後、激怒したお客さんから電話があり、
『修理しろとは言ってない!まずは見てもらうだけで良かったんだ!』
と怒られてしまったのです。
ここで怒られた原因は、
『 調子が悪い部品 = 修理する』
『お客さんは修理してほしいと思っている』
と勝手に憶測し行動に移してしまったことがお客さんとの考えにギャップが生まれ失敗を招いてしまったのです。
自分の固定概念は捨てる
こちらの失敗談は、
固定概念を捨て『修理が必要な場合はどうしますか?』と一言聞けばトラブルには発展しなかったと考えられます。
似たような例をあげると、
夫婦だと思っていたら兄弟だった
その人の子供だと思っていたら他人の子供だった
などです。つまり、
【○○だと思っていたら実は△△だった】
といった憶測が失敗につながってしまうのです。
根拠がなく自分の憶測で、個人的な意見は言わない方が賢明です。
その③ ささいな見間違い
ささいな見間違いによる失敗談です。
入社して間もないときに取引先から受注がありました。
製品の発注は、基本的に部品番号をもとに手配しますが、このとき部品番号をまちがって注文と全くちがう製品を手配してしまったのです。
間違って手配した製品をお客さんに納品しなかったことが不幸中の幸いでした。
しかし、結果的にお客さんへの納期を遅らせてしまったうえに、間違って手配した製品は余計な在庫になってしまい上司に注意を受けました。
ヒューマンエラー対策をする
この失敗談はヒューマンエラーによるものです。
ヒューマンエラーとは?
ヒューマンエラーとは、人為的過誤や失敗(ミス)のこと。JISZ8115:2000では、「意図しない結果を生じる人間の行為」と規定する。
今回の場合は、部品番号をよく確認せず手配してしまったことが失敗をまねいてしまったのです。
この失敗をきっかけに物事を決定する際は『3回から4回』確認してから決定し行動に移すようにしています。
その④ 対応の遅れ
とある繁忙期に起こした失敗談です。
繁忙期で業務が集中し、お客さんからの問合せに対する返答が大幅に遅れてしまいました。
業務の合間をみて電話をしたら、
と言われてしまいました。
仕事が繁忙期になると、
- 自分ができることに限界がきて対応が遅れてしまう
- 次々に問合せや顧客対応があるため内容を忘れてしまう
- 目の前の業務に集中するあまり業務の優先順位がズレてしまう
といった原因からお客さんへの対応が遅くなりがちです。
対応の遅れは、良い印象を与えないばかりでなく不信感を抱かせてしまう場合があるので注意が必要です。
仕事の優先度を意識し、やるべきことはその場でメモをとる
このような失敗は以下の2つを徹底することで防ぐことができます。
その① 仕事の優先度をしっかりと把握しておく
その② 仕事の順番や問合せをその場でメモをとる
仕事の優先度は意識することで行動に移せますが、その日のタスクや問合せなどの対応はつい忘れてしまうことが多いです。
問合せや案件が発生したら徹底してメモを取り、後から確認できるように記録として残すことが大切です。
その⑤ 分かっていないのに分かったふりをする
こちらも入社して間もない頃におこした失敗談です。
上司からある業務を任されました。
上司は忙しそうに業務の要点だけを伝えてきますが、ボクは内心で
何のことを言ってるのか理解できない
聞き返すのも気まずいし『分かりました』と言ってしまおう
といったように、
『分かっていないのに分かったふり』をしてその場をしのごうとしたのです。
後に上司から進捗状況を聞かれ、ほとんど何もやっておらず終いには
『なんで分かっていないのに分かったと言うんだ!』
と怒られてしまいました。
分からないことは必ずその場で聞く
とてもシンプルですが分からないことは必ずその場で聞くことが大切です。
今回の場合だと、
聞き返すのが気まずい
聞き返したら嫌な顔をされそう
どのように聞き返したら良いのかよく分からない
この3つが原因で上司に聞き返すことをしなかったと考えられます。
この失敗をやらかした後からは、上司がどんなに忙しくそうにしていようが臭い顔をされようが、自分が理解するまで詳細を確認するようにしてます。
まとめ 人は失敗を繰り返し成長します
今回はボクが営業マンとして失敗したことを暴露し、その失敗談の解決方法をご紹介しました。
失敗することは誰だって嫌です。それでも、
失敗を恐れて行動しない人に成長は絶対にありません。
自分の未熟さからおきる失敗
新しいことにチャレンジしておきた失敗
同じ『失敗』でも意味合いが全く違ってきます。
どちらの失敗にも共通していえることが、これらの失敗を真摯に受け止めれば多くのことを学べ自分の成長に結びつくことです。
『失敗して嫌だな…』と考えがちですが
『この失敗は自分の成長に繋がっている』
と意識することで物事に対し前向きに取り組んでいけるのではないでしょうか。
ぜひボクの失敗談を参考にしていただき、自身の成長につなげていただけたら幸いです。
今回は以上です。ありがとうございました。