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2030年の教科書:能動的なアウトプットを学べる

 

自己紹介・まえがき

 

こんにちは!たすけです。

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本記事は読書メモです。最近読んで学びの多かった本について個人的に感じたことをまとめた記事です。

 

今回の書籍は、CEOセオ 佐藤俊介さんの2030年の教科書になります。

 

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著者紹介

 

CEOセオ 佐藤俊介(さとうしゅんすけ)

連続起業家兼アーティスト。起業家としてはスタートアップの連続起業を行い、デジタルホールディングスやトランスコスモスなどに会社を売却。ビーグリーで株式上場も経験する。2016年より東証一部上場企業のトランスコスモスの取締役CMOとして企業経営に参画。2019年からはCEOセオ名義で01MUSICからデビュー。

※この書籍が刊行された当時に掲載されていたものです


『能動アウトプット』とは?

 

だれもが表現者となる『1億総アーティスト時代』を動かすのは『能動アウトプット』です。

 

では、初めて聞くひとも多いと思いますが、能動アウトプットとは何なのか?

 

端的にいうと、自分から能動的に、積極的に発信していくアウトプットを指します。

 

ポイントは、

 

新たな体験やプロセスを得ることができるアウトプット

 

であるかどうかということです。

 

これは自分の意思や興味・関心をアウトプットすることでそれらがインプットにつながり、自分のオリジナルスキルがついてくるという考え方です。

 

 

アウトプットするのはアイデアではなく興味&行動

 

わたしもそうですが、アウトプットを意識するとついアイデアを絞りだそうとしがちです。

 

そこを本書では、

 

大事なのはアイデアよりも、それを行動に移して、諦めずにやり続けること

 

アイデアそのものに価値はない

 

と書いてあります。

 

 

キミが思いついたことは他の誰かも思いついている

 

これだけSNSが普及し、発信することができるようになった世の中で、

 

自分が思いついたアイデアはすでに他の誰が思いついていると考えた方が良い。

 

繰り返しになりますが大切なのは、思いついたアイデアを実際に行動に移すか移さないか。

 

個人的に本書のなかで1番ささったところです。

 

 

アウトプットは「興味→行動」をセットでやる

 

「興味→行動」をセットでやるには、何事にも興味を持つように思考することが大切

 

と本書に書いてあります。

 

確かに興味→行動することで、行動した結果どうだったか?

 

と自分の行動を分析することができ、そこから今後どのようにアクションしていくのかを明確にすることができますよね。

 

最強のインプットは『体験』

 

ここまではアウトプットをとりあげてきましたが、アウトプットするにはインプットが必要になります。

 

本書にはこのように書いてあります。

 

私が思うもっとも質の高いインプットとは、アウトプットする人自身の、ナマの「体験」です。インプット=本をたくさん読もう、ということではないんです

蓄積せず、簡単に捨てられてしまうような情報、つまり質の低いインプットでは、強いアウトプットにもつながらない

 

確かにそこまで興味がない本やブログ記事を読んでも、次の日には忘れていることが多いですよね。

 

しかし、

 

自分自身が体験したことや、

興味がある分野においてだれかが実際に経験したことは頭の奥に記録され、

なかなか忘れないものです。

 

失敗は生の体験

 

アウトプットを意識したときに、実際の体験は記憶に残りやすいと感じます。

 

であれば、自分の失敗は他のだれかのインプットにつながっているとも言えそうですよね。

 

例えば、

 

取引先からクレームがあった → 何が悪かったのか?

納品した部品の品番が間違っていた → なぜ間違えたのか?

ヒューマンエラーで確認ミスだった → どのように改善する?

【結果】部品を持ち出すときは複数人によるダブルチェックを徹底する

 

これはわたしの若手時代のミスなのですが、こんな体験も、もしかしたらだれかのインプットになるかもしれないと言えます。

 

体験を日記などで記録しておくとアウトプットに役立ちそうですね。

 

 

アウトプットは『逆算方式』でなく『適応方式』で行うべし

 

まずは結論から。

 

アウトプットは『適応方式』で行いましょう。

 

この適応方式とは、最初から利益や価値を設定してから目標に向けて取り組んでいく「逆算方式」と逆で、

 

あえてゴールなどは決めず、とにかく立ち上げ進んでいく

 

といったやり方になります。

 

なぜなら適応方式のほうがフットワークが軽いし社会の変化が大きな時代に無理なく適応できるからです。

 

逆算方式で目標に向かって突き進んでいるときに、例えば新型ウイルスによってすべての経済活動がストップになったらどうすることもできません。

 

本書では、

 

逆算方式の厳しいところは最初から荷物を背負ってしまうことです

 

とあります。

 

つまり、

 

まずはやってみて、そのときの状況に合わせながら自分自身のやりかたを自在に変化させていく「身軽」なほうが強いということです。

 

 

まとめ

 

能動的にアウトプットし、新たな体験やプロセスを得る

アウトプットは興味と行動をセットで行う

最強のインプットはナマの体験

アウトプットは適法方式で身軽に行う

 

これからの時代に必要不可欠なアウトプットのやり方が他にもわかりやすく紹介されている書籍になります。

 

気になった方は読んでみてください。


今回は以上です。最後まで読んでいただきありがとうございました。

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