本記事はこのような悩みを解決します。
本記事の内容
人が物怖じする原因とは何か?
相手がどんな人だろうと自分と同じ人間である
今の自分自身が置かれている立場を明確にする
まとめ
自己紹介
こんにちは。たすけ(@tasukeblog)です。
この記事を書いているわたしは自動車部品メーカーで営業の仕事をやりながら当ブログで情報発信しております。
社会人になり仕事をしていると、何かとビビる場面に遭遇することがあります。
特に大企業の社長や
社内で威厳がある部長だったり
このような『大物』といざ話すとなると物怖じしてしまい
『そ、そうですね』
とか、
『えーっと…』
といった弱々しい反応しかできなくなってしまいます。
そこで今回は大物を相手に物怖じしない方法を解説していきます。
ビジネスの現場でビビってしまう人に参考にしていただけたら嬉しいです。
もくじ
人が物怖じする原因とは何か?
なぜ人は物怖じするのか?
そもそも物怖じとは読んで字のごとく、
[名](スル)物事をこわがること。「物怖じしない性質」
つまり、
人が何か行動するときに不安な気持ちが先走ってしまい臆病になってしまうということなんですね。
ではなぜ不安な気持ちが先走り、臆病になってしまうのか?
大企業の社長や、
仕事レベルに大きな差がある上司のような大物を相手にした場合について考えてみると、
根本的な原因は
自分を良く見せようと必要以上に焦っている
ということが考えられます。
さらに深堀りしていきましょう。
相手がどんな人だろうと自分と同じ人間である
大物を相手にしたときに、どうすれば物怖じしないようになれるのか?
まず1つめに意識してほしいことが、
どんなにすごい人でも同じ人間であるということ。
と思っている人も多いかもしれませんが、
いざ大物と対峙したときに、冷静になってここを意識できる人は少ないはずです。
特に若手の営業マンや年次が浅い営業マンは、
どうしても相手の肩書に目が行ってしまい物怖じしてしまうことが多い印象を受けます。
とあるゴルフコンペでのお話し
わたしが営業の仕事に着任し間もないころ、
社内で開催されるゴルフコンペに雑用として出席したときのお話です。
当時、直属の上司で統括部長といった威厳マックスで、
とてもこちらから話しかけることができない雰囲気でバリバリと仕事をする上司おり、日頃からかなりビビってました。
そんな上司がゴルフコンペ当日に、ゴルフウェアに着替えてやってきました。
第一印象が、サザエさんに出てきそうなゴルフおじさん
そんな恐い部長が、
プレイ中も終始笑顔でゴルフを楽しんでおり、
その様子はまさにどこにでもいるふつうのおじさんそのものでした。
普段はビシっとスーツを着こなし、眉間にシワをよせながらバリバリ仕事をしている上司も一歩外に出ると普通のゴルフおじさんだということに気付いてしまったのです。
それはきっと大企業の社長も同じ。
会社では『社長』という立場で振る舞っていても、
会社を出ると奥さまとスーパーに買物にいったり
自宅では晩酌して酔っ払ってたりと
案外普通だったりします。
現実はそんなものなのかもしれません。
どうしても経歴や肩書、ビジネスの能力があると神格化されがちですが結局それは自分が勝手に思い込んでいるだけのこと。
どんなにすごい人でも、みんな同じ人間であることを意識すれば物怖じすることも無くなります。
今の自分自身が置かれている立場を明確にする
大物相手に物怖じしないために意識してほしい2つめが、
自分自身が置かれている立場を明確に確認するということです。
具体的に以下の2つを確認してから会話にのぞみましょう。
その① 自分がこれまでやってきたことを確認する
その② 自分の価値を素直に伝えるだけで良い
深堀りして解説しますね。
その① 自分がこれまでやってきたことを確認する
例えば大企業の社長と初めて話すとなったとき、何も考えずにいきなり会話をはじめてしまうと
何か話題をつくって話を盛り上げなきゃ...。
といったプレッシャーから物怖じしてしまい、うまく話せないという結果になりがちです。
まずは自分が今日これまでどんなことをしてきたのかひとつずつ確認しましょう。ここは人それぞれ内容が変わってくるところです。
ちなみにわたしがよくやるの方法はこんな感じです。
前職は配送の仕事をしていた
今の職場では10年間サービス職を任される
サービスから営業になり8年になる
ここまで確認ができたら次は相手に伝えることです。
その② 自分の価値を素直に伝えるだけで良い
いま洗い出した内容というのは、自分自身の立場であり自分自身の価値ということになります。
いざ大企業の社長などの大物と初対面で話すとなったら、自分自身の価値を正直にそのまま伝えれば良いのです。
自分はこういう人間なんです
自分はこんなことをやってきました
その中であなたに対してこのような価値を提供できます
『なにか話題を作って場を盛り上げよう』と変に意気込んでしまうとプレッシャーから物怖じしてしまう場合があります。
自分の立場を確認し、目の前のお客様に対してどんな価値を提供できるのかを整理してみましょう。
まとめ どんな大物であろうと同じ人間、自分の価値を伝えよう
今回は自分よりレベルの高い人と物怖じせずに話す方法について解説しました。
大切な考え方は、仕事の経験値や社会的な立場が違っても、みんな同じ人間ということです。
いざ大物を目の前にして、自分を良く見せようとするとプレッシャーから物怖じしてしまいます。
自分を良く見せようとするのではなく、
自分の立場を確認し相手に対し何ができるのかを整理しておけば物怖じすることもなくクリアな状態で会話にのぞめるのではないでしょうか。
今回は以上になります。ありがとうございました。