今回はこんな疑問にお答えします。
本記事の内容
【結論】社長『様』・専務『様』をつけなくて大丈夫な理由とは?
社長『様』・専務『様』の正しい呼びかたとは?
電話やメールの場合はどうすれば良いのか?
まとめ
自己紹介
こんにちは!たすけです。
この記事を書いているわたしは自動車部品メーカーで営業の仕事をやりながら当ブログで情報発信しております。
それは、多くの社会人が一度は悩むであろう、
取引先の社長や役員の呼び方です。
と思う人もいるかもしれません。
しかし取引先の社長とはやりとりしないとしても、
社内で部長や課長、または係長といった人たちと何かしらやりとりする機会は誰しもがあるはず。
そこで本記事では過去の自分のように、
『そんなの知らなかった』
といった、思いをするまえに『社長や専務』『部長や課長』の呼び方を解説していきます。
先に結論を言ってしまうと、
社長『様』は二重敬語になるからつけなくても大丈夫!
呼び方は『社長』『専務』『部長』『課長』でOK!
3分くらいで読める内容なので、詳しく知りたいと思った方は記事を読み進めて下さい。
読み終えた直後から効果ありです。
もくじ
【結論】社長『様』・専務『様』をつけなくて大丈夫な理由とは?
冒頭ですべて結論を話してしまいましたが、
『社長様』や『専務様』は間違った言い方です。
なぜなら、それは
”二重敬語” になるからです。
二重敬語とは
同じ種類の敬語を重ねて使うこと。ふつう、誤りとされる。尊敬語を重ねた「おっしゃられる(「おっしゃる」と「れる」)」や、謙譲語を重ねた「ご参上する(「参上」と「ご…する」)」など。
出典:goo辞書 より
もっと簡単に言ってしまうと、
『社長』や『専務』といった呼び方そのものが敬称なんですね。
なので『社長様』と呼ぶことは、『敬称』+『様』になり、言い方を変えると『佐藤様様』と呼んでいることと同じ意味合いになってしまうのです。
もちろん『部長』や『課長』でも同じことが言えます。
役職をつけることで、
その人に敬意を表す言い方になるので『役職』+『様』はつけなくて大丈夫です。
社長『様』・専務『様』の正しい呼びかたとは
単刀直入に言ってしまうと社長や専務をよぶときは、
そのまま『社長』『専務』で問題ありません。
なぜなら、それ自体が敬称だからです。
または『○○社長』といったような『名字』+『社長』でも良いですね。
最初は慣れなくてぎこちないかもしれませんが、1日〜2日程度で慣れると思います。
電話やメールの場合はどうすれば良いのか
次に電話で取り次いでもらう場合や、メール・書状の場合の言い方についてご紹介していきます。
電話で直接先方の社長とお話する場合は、先ほどと同様に『○○社長』で大丈夫です。
この他の場合を紹介しますね。
電話で取り次いでもらう場合
電話で受付担当者に取り次いでもらう場合に、
『○○社長はいらっしゃいますか?』
でも基本的には問題ありませんが、より丁寧な言い方をひとつご紹介します。
それは、『敬称』+『名字』+『様』で伝えること。
【例文】
社長の鈴木様はいらっしゃいますか?
営業部長の佐藤様はいらっしゃいますか?
呼び捨てしているみたいで『様』をつけないとぎこちない、という人にもオススメです。
メールを送信する場合
営業の仕事をしていると、取引先の社長宛にメールを送信する機会もあるかと思います。
メールの場合も、
『○○社長』『△△専務』で問題ありませんが、
会社名を添える必要がある場合もあるので、そのときは以下のように書けば良いです。
【例文】
『株式会社 ○○商事 △△社長』
郵便物を送る場合
郵便物を送るときの封筒や洋書の宛名は、
『会社名』+『役職名』+『氏名』+『様』
が基本的なルールなので補足として覚えておきましょう。
【例文】
○○産業株式会社 代表取締役社長 山田 太郎 様
まとめ 二重敬語をつかうと自分の無知を晒す恐れがある
今回は取引先の社長や専務といった役員の人を呼ぶ際に、『様』をつける必要が無い理由を解説しました。
繰り返しになりますが、理由は『敬称』に『様』を付け加えることは二重敬語になり、基本的に間違った言い方だからです。
正直、そこまで気にする人は少ないと思いますが、知らずに間違った呼び方をしているとこちらの印象が悪くなってしまう場合があるので注意しましょう。
今回は以上になります。ありがとうございました。