今回はこんな悩みにお答えします。
本記事の内容
うまく話せない原因を明確にしよう
うまく話せるようになる3つのポイント
初対面で共通点をみつける鉄板ネタ3選
少しくらい失敗しても大丈夫という意識をもつ
まとめ
自己紹介・まえがき
こんにちは!たすけ(@tasukeblog)です。
この記事を書いているボクは、車の部品メーカーで営業の仕事をやりながら、当ブログやTwitterで情報発信しています。
前回の記事では、うまく話せなくて悩んでいる人は聞き役にまわると良いと解説しました。
まだ読んでいないかたは、こちらから先に読んでみてください。話を上手に聞く5つのスキルを解説しています。
相手の話を聞くことが大切なのはわかったけど、
自分から発言してコミュニケーションをとりたい
うまく話せるようになりたいけど自信がない
と悩んでいる人も多いのではないかと思います。
そこで本記事では、うまく話せなくてなやんでいる人にむけて、話しかたのコツを3つご紹介していきます。
結論を先に言ってしまうと、
その① 自分が思っている以上に『ゆっくり話す』
その② 相手の理解と話すスピードをあわせる
その③ 相手に伝えたいことを事前にメモしておく
になります。詳しく知りたいと思った方は記事を読みすすめてみてください。
本記事を読み終えるときには『うまく話せるチカラ』が身につきます。
もくじ
うまく話せない原因を明確にしよう
なぜうまく話せないのか?原因は人それぞれだとおもいますが、おおきく3つ原因があると考えます。それがこちら。
うまく話せず、変な雰囲気になってしまうのがいや
過去に友だちから指摘され話すことが億劫になっている
話したいのに話題が出てこなく黙りこんでしまう
いかがでしょうか?当てはまりませんか?
うまく話せない原因は、まわりの雰囲気が悪くなることを極端に恐れたり、過去のうまく話せなかった経験がネックになっている場合が多いです。
まずは、自分がなぜ話せないのか?この原因を明確にしましょう。
うまく話せるようになる3つのポイント
それでは、うまく話せるようになる3つのポイントを紹介します。それがこちら。
その① 自分が思っている以上に『ゆっくり話す』
その② 相手の理解と話すスピードをあわせる
その③ 相手に伝えたいことを事前にメモしておく
1つずつ深ぼりしていきます。
その① 自分が思っている以上に『ゆっくり話す』
話すことに緊張したり、自信がないと、どうしても早口になってしまいます。
そして早口になってしまうと、口がまわらずに『かんでしまう』場合があります。
すると相手からしてみれば、早口でうまく聞きとれず、
この人の話は聞きにくい 何を言っているかわからない
といった、悪いイメージを持たれてしまいます。
ゆっくり話すコツ
● 自分のはなしに夢中にならない
● 相手のはなしにも耳をかたむける
ゆっくり話には、この2つが超重要です。
相手に自分の気持を伝えたいのはわかりますが、いったん落ちついて、ゆっくりと話すことを意識しましょう。
もちろん自分から一方的に話すことはNGです。相手の話にもしっかり耳を傾けましょう。
その② 相手の理解と話すスピードをあわせる
会話をするとき、相手がはなしを聞いて、はなしを理解するスピードにあわせてはなすことが大切です。
なぜならひとは、はなしを聞いて理解できないと、
● もういちど聞きなおす手間がふえる
● 理解できないから興味がなくなる
といった状態になるからです。
相手の理解にあわせて話すための3つのステップ
step
1長文で一方的に話さず短文でゆっくりと話す
step
2話しながら相手の表情(理解)を確認する
step
3相手が理解していないときは、いったんもどって整理してから話す
話している内容が理解できなくなると、その時点から中途半端にはなしを聞きはじめるので、相手は『早く終わってくれないかな』とネガティヴな感情になってしまいます。
それを防ぐためにもゆっくりはなすことを意識しましょう。
ここでも『ゆっくり話す』ことが重要になってきます。
その③ 相手に伝えたいことを事前にメモしておく
相手に分かりやすく話すには、話す内容をまえもってメモしておくことも効果的です。
やりかたはとても簡単で、ノートや手帳をひらき、
相手に何を伝えたいのか箇条書きする
書いた内容を話す順番に並べかえる
いちど自分で読んでみる
そのメモを見ながら相手に話す
頭のなかにある考えを、相手に話しながら内容を整理できる人であればやる必要はありませんが、わたしのようにスラスラ話せないひとには効果ありです。
初対面で共通点をみつける鉄板ネタ3選
このような悩みを解消するために、
初対面で共通点をみつける『鉄板ネタ』を3つご用意しました。それがこちらです。
その① 食べ物ネタ
その② 出身地ネタ
その③ 仕事ネタ
1つずつ解説します。
その① 食べ物ネタ
食べることはすべての人に共通することです。しかも、人それぞれ好みがあり話が広がりやすい話題といえます。
以前、商談が長くなり、終わった時間がお昼過ぎという場面がありました。そこで何気なく、
『もうお昼ですね。このあたりで美味しいラーメン屋さんはありますか?』
とお客様に聞いてみたら、かなり詳しいようで、数件のラーメン屋さんを教えてもらいました。そのお客様は、食べ歩きするほどラーメンが大好きだったのです。
いまでは訪問するたびに、
『あそこのお店がおいしかった』
『麺が細麺でスープがあっさりめで』
といったような調子で、話題に困ることはありません。
食べ物ネタは、だれにでもつかえて、話を広げられる便利なネタのひとつです。
その② 出身地ネタ
出身地ネタも話の広がりができる便利なネタのひとつです。
特に出身地が同じ『同郷』だったりすると、地元の話でさらに盛りあがります。
また、共通の知り合いにはなしが行き着いたりして、距離感がグっと縮まるときもありますよね。
同郷でなくとも、相手の出身地をたずねて、特産物などから話をひろげたりすることもできます。例えば、
『仙台って牛タンが有名ですよね。地元のひともよく食べるんですか?』
『実はわたし、牛タンが大好きでお取り寄せしようかと悩んでいるんですが、有名なお店ってどこですか?』
次回は、実際に食べてみた感想を話してみることもできます。
このように、相手の出身地からどんどん話が広がっていきます。
出身地ネタも食べ物ネタとおなじように、さりげなく聞くことがポイントです。
その③ 仕事ネタ
最後の鉄板ネタは、相手の仕事について質問してみることです。
世のなかの多くのひとは、何かしら仕事をしているので、質問されて『わかりません』という答えがかえってくることは99%ありません。
聞きかたはシンプルに、
『〇〇さんは、どんなお仕事をされているんですか?』
で大丈夫です。
ポイントはこのあとの2つの行動
① 相手の仕事内容を深堀りする
② 相手を褒めて終わるようにする
どうゆうことかというと、まずは相手の仕事内容を聞きだします。
例えば、『ハウスメーカーで家を売っている』だったとしますね。
ひとつめに、さらにどんな家なのかくわしく聞いてみましょう。
● 2世帯で住める家
● ○○工法で地震に強い家
● 若いひとにむけてスタイリッシュな家
他にも様々な返答が帰ってくるでしょう。
このときに、こちらの記事でご紹介した『話しを聞くスキル』がとても効果的です。詳しく知りたいかたはこちらからどうぞ。
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【話し上手は聞き上手】相手の話を上手に聞く5つのスキルを紹介します【営業マンは必須】
まずは、相手の仕事内容を質問してどんどん話してもらいましょう。
ふたつめに、相手を褒めて会話を終えることです。
やりかたは、相手の返答に共感を示して、
『○○さんがやっている仕事はスケール感がすごいですね』
『○○さんはそんなに大きいプロジェクト責任者なのですか、すごいです』
『わたしにはむずかしすぎてできませんよ』
このように、相手を褒めて会話を終えるようにすると、好印象をあたえることができます。
話すときに少しくらい失敗しても大丈夫という意識をもつ
わたし自身が常に自分にいい聞かせ、意識している考えかたを共有します。
それは、だれかとコミュニケーションをはかる上で、
『少しくらい失敗しても大丈夫、なんとかなる』
といった考えかた、マインドを持つことです。
例えば、定例会議などの情報共有の場で自分の意見を発表する場合は、販売目標に対する現状やエビデンスをうまくはなそうとしますよね?
上司が同席している場合は、だれしもがそうだと思います。
『うまく話そうとする』 = 『自分を良くみせようとしている』
とも言えます。
自分をよく見せようとすると、失敗へのハードルが高くなってしまいます。
そうなると、緊張して思うように話せないという状態になってしまいます。
仕事などで、過去に大きな失敗をやらかした人だって、時間がたてば平然と仕事をしているものです。
『少しくらい失敗しても大丈夫、なんとかなる』
そう、なんとかなるのです。この意識をもち、失敗のハードルを下げましょう。
まとめ 無理を感じない程度にまずは話してみよう
いかがでしたでしょうか?
本記事では、話すのがしんどいと悩むひとに向けて、
うまく話せるようになる3つのポイント
初対面で共通点をみつける鉄板ネタ3選
をご紹介しました。
自分から話しかけて、うまく話せずまわりの雰囲気が悪くなってしまうことを考えると、どうしても億劫になってしまうものです。
そんなときは、『少しくらい失敗しても大丈夫、なんとかなる』と言い聞かせ失敗のハードルを下げましょう。
この記事が、うまく話せず悩んでいるひとのたすけになれば嬉しいです。
今回は以上になります。ありがとうございました。