今回はこんな悩みに、書籍エッセンシャル思考の中から見えてくる解決策を、実例を交えてご紹介します。
本記事の内容
逆プロトタイプを意識しよう
今やっていることが本当に相手に必要なのか考える
実際にわたしがやったこと3選
まとめ
自己紹介・まえがき
こんにちは!たすけ(@tasukeblog)です。
この記事を書いているわたしは、営業の仕事をやりながら、当ブログやTwitterで情報発信しています。
今回は、わたしが日常で気づいたことや、読書を通じて学んだことを実体験とあわせて記事にしてみようと思います。
逆プロトタイプを意識しよう
いきなり結論からはじめていきます。本書のなかで紹介されている『逆プロトタイプ』とはいったい何なのか?
逆プロトタイプとは、ビジネスにおいて、いまやっている業務を全てやめ、結果的に不都合があるかどうか確かめるやり方になります。
これは、システム開発などで使われる『プロトタイプ』
つまり、大まかなモデルを作成し、それが本格的に取り組むべきなのか試してみるやりかたの『逆のテクニック』です。
今やっていることが本当に相手に必要なのか考える
冒頭の悩みのように、会社で新しいポストについたときや、人事異動などでだれかの業務を引き継ぐことになったとき、前任者の仕事量の多さにおどろいてしまうケースがよくあります。
そして、その業務自体が利益をもたらすこともなく、
今までそれでやってきたから いつもそうしているから
といった心理的な理由から、
利益がでない業務に時間をさいてしまうのです。
『これって必要な仕事だっけ?』
と、いったん立ち止まって、
その業務が本当に相手にとって必要なのか?
相手が求めている報告書なりレポートなのか?
を考えてみることが大切です。
逆プロトタイプを実際にやってみたはなし
わたしが逆プロトタイプを知ったときに、真っ先におもい浮かんだ業務が
お客さまへの『毎月のレポート提出』でした。
業務内容の詳細は、1から話すと長くなってしまうので、簡素にはなすと
『相手がそこまで求めていない、毎月同じ内容のレポートを、今までずっと提出しているから継続している』
といった内容です。
まさに、典型的な非エッセンシャル思考だと気づいたわたしは、すぐ取りかかることを決意しました。内容は、
■ 毎月のレポート提出を『3ヶ月に1回』にする
というもので、
この記事を書いているのは2022年1月中旬ですが、2021年12月上旬から実施し、
まだ1ヶ月しかたっていない状況です。
結果がまだ具体的に見えていない現状ですが、あきらかに変わったことが3つあります。それが以下になります。
時間に余裕がある
気持ちに余裕を感じる
仕事に追われなくなった
このレポート作成には、約1週間かけてお客さまを訪問し、
現状を調べて翌週までにレポート作成し提出するといったものです。
つまり、1ヶ月なかで約10日間がこのレポート作成に時間をとられてしまうというので、
それを3ヶ月に1度のペースで作成すればよいのだから、
時間に余裕がうまれるのも当然ですね。
この結果は、また後日、記事にしてみようと思います。
まとめ 仕事も取捨選択が必要
本記事では、書籍エッセンシャル思考の中から『逆プロトタイプ』というスキルをご紹介し、実際に自分の仕事内容に取りいれてみた話をご紹介しました。
今回、出会えた気づきとして、仕事も日常も自分が本当にやるべきこと以外は『やめる』ということです。
なぜなら、職場のメンバーや家族や友人のために苦労してやっていたことが、実は相手にとって何の意味もなく、時間のムダだった。
ということがありえるからです。
今までずっとやっているから、といった心理的な負担があるなかでやめることを決断するのは簡単でないかもしれませんが、何の意味もないことをやり続けたところで、だれのためにもならないのです。
こちらにリンクをのせておきますので、気になった人はぜひ読んでみてください。おすすめの1冊です。
しかし取捨選択の意識を常に持ち合わせ、日々の仕事や生活に活かしていきたいと感じております。
今回は以上になります。ありがとうございました。