今回はこんな悩みにお答えします。
本記事の内容
なぜ飛び込み営業が辛いと感じるのか?
飛びこみ営業が楽になる3つのマインドとは?
飛びこみ営業を成功させるためにやるべき3つの準備とは?
まとめ
自己紹介
こんにちは!たすけです。
この記事を書いているわたしは自動車部品メーカーで営業の仕事をしながら当ブログで情報発信しています。
現在は法人営業を担当し10年目になり、その前は技術系で主にサービスを10年間経験しました。
わたし自身、まったくの経験ゼロから営業をはじめて今では年間7,800万円の実績を上げてます。
営業を仕事にされている方のなかには、新規のお客さんを獲得するために、
飛び込み営業をやっているひとも多いと思います。
新規の飛びこみ営業って本当に嫌ですよね。
気持ちが良くわかります。
警戒されて相手にしてもらえなかったり、あからさまに冷たい対応をされたりとかなり精神的に消耗してしまいます。
本記事では『B to B』(企業間取引)における、飛びこみ営業が苦手と悩む人へ向けて精神的な負担を減らす3つの心得をご紹介していきます。
先に結論を言っておくと、
その① 飛び込み営業に対する考えを少し変えてみよう
その② 飛び込み営業に失敗しても取引が無くなるわけではない
その③ 飛び込み営業に失敗しても相手はあなたに関心がない
更に詳しく知りたいと思った方は記事を読み進めて下さい。
最後まで読み終えた直後から効果ありです。
もくじ
なぜ飛び込み営業が辛いと感じるのか?
まずはじめに『飛び込み営業』と聞くと、なぜネガティブなイメージが思い浮かぶのでしょうか?
昔のわたしも含め、以下の3つがネガティブ要素なのではないでしょうか?
相手にしてもらえず断られて嫌な思いをする
緊張してうまく話せず恥ずかしい思いをする
冷たくあしらわれ精神的に消耗してしまう
本記事ではそれらの心得を3つに絞ってお届けしていきます。
まさに今、飛び込み営業の悩みに直面している人のお役に立てれば幸いです。
飛びこみ営業が楽になる3つ心得とは?
それでは飛びこみ営業が楽になる3つの心得を紹介していきます。
その① 飛びこみ営業に対する考えを少し変えてみよう
その② 飛び込み営業に失敗しても取引が無くなるわけではない
その③ 飛び込み営業に失敗しても相手はあなたに関心が無い
1つずつ解説していきます。
その① 飛びこみ営業に対する考えを少し変えてみよう
飛びこみ営業に不安を感じる要因は以下の3つが考えられます。
訪問先でうまく話せず悪い雰囲気になったらどうしよう
緊張して手足が震えて頭の中が真っ白になりそう
失敗が恐くて訪問できない・逃げてしまう
はじめて会う人に自分を良く見せようとするあまり、プレッシャーが強くなり結果的に不安へと繋がってしまうわけです。
基本的には飛び込み営業において自分の見た目はとても重要です。
笑顔
服装
髪型
姿勢
手先・指先の清潔感
これらは最低限きっちり整えたうえで訪問するわけです。
また新規顧客への飛び込み訪問の際に精神的な負担を減らすために、
飛びこみ営業に対する考え方を少し変えてみましょう。
大切なのは、
新規顧客の飛び込み営業で、どんな失敗をやらかしても失うものは何もない
ということです。
新規のお客さんを獲得するために飛びこみ営業をするので、今の時点では取引がない状態です。
つまり、
訪問先で緊張して話せなかったり、冷たい対応をされようがあなたは失うものが何もないのです。
わたし自身、この考え方に出会ってから飛び込み営業が、かなり楽になりました。
だって失うものは何ひとつないし、断られたとしてもその場で少し嫌な思いをする程度。基本的にその担当者と今後会う機会も無いだろうし。
こんな感じでドライに捉え、割り切ってみることが飛び込み営業を楽にするポイントです。
その② 失敗しても取引が終わるわけではない
繰り返しになりますが、新規の取引先を獲得するために飛びこみ営業に行くわけなので今の時点では取引が無い状態です。
当たり前の話しですが、訪問先でどんな失敗をしたとしても取引が無くなることはありませんよね。
あえて言うのであれば、
うまく話せず、恥ずかしい思いをした
冷たく対応されて嫌な気分になった
といった感情の変化が起きる程度です。
これがもしあなたが普段からお世話になっている取引先だったらどうなりますか?
普段から取引のあるお客さんであればある程度コミュニケーションがとれて訪問しやすい環境かと思います。
しかし、そのような取引先で失敗を繰り返してしまったら、
取引先からの信用が無くなり、受注が減り最悪の場合は取引が無くなると言う最悪のシナリオになりかねません。
新規で飛び込み営業をする場合はこの最悪なシナリオが100%無いんです
この最悪のシナリオが無いだけでもかなり気が楽になるはずです。
その③ 失敗してもお客さんはそこまであなたに関心が無い
突然ですが、ちょっと想像してください。
あなたが仕事をしているときに飛びこみで営業マンが訪問して来ました。慣れていないのかうまく話せない様子です。
あなたはその営業マンの様子に関心がわきますか?
といった気持ちになりませんか?
そして後から『そういえば、ずいぶん緊張した様子の営業マンが来てたな』と思う程度じゃないでしょうか。
つまり、
ここがポイント
お客様はあなたが上手に話せなかったりガチガチに緊張したとしても、別にあなたに関心はなく、早くその場を済ませてしまいたい。要件を早く言って欲しい
と考えていることがほとんどなのです。
緊張してトンチンカンなことを言ってしまっても大丈夫です。相手はあなたをそこまで気にしていないし、『そう言えば緊張気味な営業マンが来たな』と思う程度なのです。
相手はあなたにそこまで興味はありません。割り切っていきましょう。
飛び込み営業を成功させるためにやるべき3つの準備とは?
飛びこみ営業に対する考え方を、少し変えることで飛びこみ営業のハードルが少し下がりましたね。
次に飛びこみ営業を成功させるに、やるべき3つの準備をご紹介します。それが以下になります。
その① 訪問先の情報を集めよう
その② 訪問先を下見しよう
その③ ロールプレイをやる
1つずつ解説していきます。
その① 訪問先の情報を集めよう
今の時代、訪問先の会社名をネットで検索すれば何かしらの情報が出てきます。
ホームページや業界関連の記事など。
代表者
従業員数
営業拠点数
取り扱う商品やサービス
ある程度で大丈夫なのでこのあたりの情報を事前に集めておけば、
どんな規模で、どんな事業をやっているのかイメージがわき事前に対策を練ることができます。
その② 訪問先を下見しよう
次に、訪問したい会社を下見に行ってみましょう。
さすがにジロジロ見るのは悪い印象を与えてしまう場合があるので、サラっと確認する程度が良いです。
ちなみに、わたしが新規でターゲットにしている会社を下見に行くときは、
自分が売りたい物の数量がどのくらいあるか?
自分が売りたい物に対して他社メーカーが入っているか?
このあたりを中心に、下見する段階でどのくらい売上見込があるかチェックします。
ただし下見といっても業種によっては、実際に訪問してみないと何も分からない場合だってあります。それでも実際に下見に行くことは、
下見に向かうことで訪問先までの所要時間の把握
飛び込み営業本番に向けてのイメージ
といった情報を集めることができるのでオススメです。
その③ ロールプレイは絶対にやるべき
ターゲットの下見も終わり、飛びこみ営業の最終段階となりました。
ここまできたら、実際に訪問したときの状況を頭の中で想像してロールプレイをする事をおすすめします。
【ロールプレイ(役割演技)とは】
役割演技(やくわりえんぎ)とは、現実に起こる場面を想定して、複数の人がそれぞれ役を演じ、疑似体験を通じて、ある事柄が実際に起こったときに適切に対応できるようにする学習方法の一つである。
ロールプレイはかなりの効果が期待できます。
理由は実際に頭の中で様々な場面を想定し、問い合わせに対して予めどんな返答で対処するか準備できるからです。
どんな質問にも対処できるように前もって準備しておきましょう。
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まとめ 飛びこみ営業は失敗しても大丈夫です
今回は飛びこみ営業のコツをご紹介しました。
繰り返しになりますが、飛び込み営業で失敗しても大丈夫です。理由は以下の3つです。
飛びこみ営業で失敗しても失うものはないから
飛びこみ営業で失敗しても取引が終わるわけでないから
飛びこみ営業で失敗しても相手はあなたに関心がないから
この3つを意識し、訪問前にしっかりと準備をしておくことで、より本番に強い営業活動ができるようになります。
あとは実践あるのみです。
失敗しても大丈夫です。『行く』と決めたら逃げずに訪問しましょう。
今回は以上です。ありがとうございました。