今日はこんなテーマでお話していきます。
本記事の内容
名刺の扱い方に関する超基本をご紹介
名刺交換で絶対にやってはいけないこと
名刺交換のテクニック
まとめ
自己紹介
こんにちは!たすけです。
この記事を書いているわたしは会社員をしながら当ブログで情報発信しております。
名刺交換は、営業や販売のお仕事をやっている人に限らず、ビジネスでとても重要な場面です。
あなたが営業マンとしての第一印象や、今後の商談がうまくいくかどうかは
『名刺交換』が左右する
といっても過言ではありません。
本記事では、ここだけはおさえておきたい名刺交換の『超基本』をご紹介していきます。
参考にして頂けたら幸いです。それではいってみましょう!
もくじ
名刺の扱い方に関する超基本をご紹介
それでは名刺の扱い方に関する超基本をご紹介していきます。具体的には以下の3つです。
名刺は絶対に切らさない
名刺は『名刺入れ』で持ち歩く
名刺入れは30枚ほど入る柔らかい素材がおすすめ
1つずつ解説します。
名刺は絶対に切らさない
名刺を切らすことは社会人としてとても恥ずかしいことです。言い換えれば、
絶対にあってはならないことなのです。
ボクは営業の仕事を7年やっており、それなりに名刺交換をする機会があります。
しかし、いまだに名刺交換の場で名刺を切らしている人を見たことがありません。
つまり、ビジネスで名刺を切らさないということは常識なんですね。
と考えている人もいると思いますが大きな間違いです。
名刺交換はビジネスにおける初めの一歩です。相手と一緒に行う初めての作業です。第一印象を良いものにするか悪いものにするかは名刺交換で決まります。
例えば、
新規または劣勢のお客さんを訪問して『名刺を切らしてまして…』といった状況になったら確実にあなたの印象は悪くなります。少なくとも良い印象は持たれません。
また、名前や会社名を覚えてもらえず関係性を築きにくくなってしまいます。
営業の世界では、出だしから印象が悪くなってしまうと明らかに不利です。
もちろん受注には結びつきません。仮に受注があったとしても単発的なものが多いでしょう。
社会人としての常識が問われるところなので名刺切れには注意しましょう。
名刺は必ず『名刺入れ』で持ち歩く
たまに名刺を手帳や財布に入れて持ち歩く人を見かけますが、
名刺は必ず名刺入れに入れて持ち歩きましょう。
(名刺入れを持っており予備の名刺として手帳や財布に入れることは大丈夫です)
名刺入れもメーカーや素材など様々な種類があります。
基本的には自分の好きな名刺入れを使って大丈夫ですが、おさえておきたいポイントが2つありますのでご紹介します。
その① あまりにもこだわりが強いデザインは避けたほうが良い
名刺交換は取引先や社内の人などたくさんの人とおこないます。
つまり、名刺交換の際に人に見られるものです。
あまりにもこだわりが強いデザインや色を選んでしまうと、場合によっては相手に不快感を与えてしまう可能性があるので注意が必要です。
スマートフォンや財布など、自分の中だけで使うものであればこだわりが強いものを選んで問題ありません。
しかし、名刺入れは人に見られる物なので、落ち着いたデザインや色合いのものを使うことをおすすめします。
その② カードケースのような極端に薄いものは使わないほうが良い
極端に薄いカードケースのような名刺入れはおすすめしません。なぜなら先ほどご紹介した『名刺切れ』をおこす可能性があるからです。
例えば、
名刺が10枚しか入らない名刺入れを使っていて、1日に5社訪問しそれぞれ2名ずつ名刺交換をしたとします。最後の1社で急に3名と名刺交換する場面が出たら名刺切れになりますよね。
ちなみにボクは1社で5名と名刺交換したことがありますし、1日に5社訪問することは割と日常です。
予備の名刺を普段から持ち歩いている人であれば構いませんが、それでもうっかり使い切った名刺の補充を忘れてしまう場合だって考えられます。
このあとご紹介しますが、
『名刺切れ』を絶対におこさないためにも名刺が30枚程度入る名刺入れを使うことをおすすめします。
名刺入れは30枚ほど入る柔らかい素材がおすすめ
名刺入れは名刺が30枚程度入り柔らかい素材のものを使いましょう。理由は以下の2つです。
その① 名刺が30枚程度入っていれば1日で切らすことは考えにくい
その② 柔らかい素材であれば手で触った感触で残りの枚数を把握できる
ここでシンプルにおすすめしたいものは本皮製で厚みが約1cmほどある名刺入れです。
名刺の厚みによって若干のバラツキはありますが、約1cmで30枚程度かと思います。ちなみにボクが使っている名刺は30枚で7mmでした。
名刺入れの厚みが1cm程度のものを選べば名刺が30枚ほど入り上記の不安要素をクリアできますのでおすすめですよ。
名刺交換で絶対にやってはいけないこと
次に名刺交換の際に絶対にやってはいけないことをご紹介します。
『名刺の手のひら返し』
名刺交換のときに、名刺を相手に渡すときは名刺入れから抜いて向きを変えず、そのまま相手に差し出せるのがベストな状態です。
ということは、
名刺入れには自分の名刺が上下が逆さまに入っていなければなりません。
つまり名刺の表が自分で『読める状態』で名刺入れに入れてしまうと、相手に差し出すときに、
名刺を180°回転させなければいけませんよね?
これが『名刺の手のひら返し』です。
以外と知らずにやってしまっている営業マンを見かけます。
余談ですが、営業の世界で、
1度決まった案件を何かしらの理由からやっぱりやれませんと断ってくる
案件を契約した途端にコンタクトが充分に取れない
これらは全て『手のひら返し』ですよね。完全に信頼を失うやってはいけない行為です。
名刺交換でそこまで考えることは大げさかもしれませんが、
気にする人は気にするし、見ている人は見ています。
よって名刺交換のときに、名刺の『手のひら返し』はやらないようにしましょう。
名刺交換のテクニック
続いて名刺交換のテクニックをご紹介します。
バックトラッキング
名刺交換をする前に意識してほしい大切なことをお話します。それは、
名刺交換は『あなたの会社と名前を伝えるだけの行為ではない』ということです。
名刺交換は初対面の相手と、
『○○株式会社の○○さんですね?』『そうです。○○株式会社の○○と申します』
といったように、
言葉のやりとりをしながら『信頼関係』を築くためにやる行為です。
このように、相手の言った言葉をそのまま繰り返すことを『バックトラキング』といいます。
バックトラッキングとは?
バックトラッキングとは、日本語で「オウム返し」と呼ばれる、相手の言ったことを返すことを指します。
バックトラッキングは、相手とのラポール(信頼関係)を築くために有効な方法としても挙げられています。
名刺交換の際は相手との距離が極めて近くなります。
今後取引を続けていくなかで、名刺交換のときほど相手と距離が近くなることは少ないでしょう。
この近い距離感でバックトラッキングの手法を使い、場の雰囲気を作りながら会話のやりとりをすることで相手との心の距離感もグッと縮まります。
まとめ 名刺交換は相手との信頼関係を築く初めの一歩です
今回は『誰も教えてくれない名刺交換の超基本』というテーマでお話しました。
大切なのでもう1度言いますが、
名刺交換はあなたの会社名と名前を伝える行為ではありません。
初対面の人や関係性の浅い人との信頼関係を築く初めの一歩です。
このとても重要な場面で絶対にやってはいけないことが以下の3つです。
名刺切れ
名刺の扱い方(名刺入れで持ち歩く)
名刺の手のひら返し
最後に相手との信頼関係を築く手法としてバックトラッキングをご紹介しました。
名刺交換の本当の意味を理解したうえで良好な関係性を築いていきましょう。
今回は以上になります。ありがとうございました。