ブログ 疲労/悩み克服

【部下のミスで悩んでいるあなたへ】それはもしかしたらシステムエラーかもしれません

 

ミスが多い部下がいて困っている…。何か良い対策はないだろうか…。

 

何度注意しても、なかなか改善がみられない後輩がいて悩んでいる…。

 

 

上司の立場にある人で、このような悩みをもっている人は最後までご覧ください。

 

 

あなたの部下や後輩が、

 

繰り返しミスをする原因を見つける手掛かりになるかもしれません。

 

 

本記事の内容

 

部下のミスを引き起こす3つの原因とは

ヒューマンエラーとシステムエラーを意識する

ヒューマンエラーを責めることはNG行為

たった1つのシンプルな解決方法とは

ちょっとした失敗を通じて失うモノのデカさ

まとめ

 

 

自己紹介・まえがき

 

こんにちは。たすけ(@tasukeblog)です。

 

この記事を書いているわたしは、会社員をしながらブログで情報発信しています。

 

本記事では、冒頭にもありますように、

ミスを繰り返す部下の対処法を記事にしてみます。

 

 

わたし自身は管理職ではありませんが、 日々20代から30代の『若手スタッフ』と一緒に仕事をしています。

 

 

そのなかで、彼らがときどきやってしまうミスを再発しないように

 

 

徹底的にミスの原因究明を行い、

怪しい箇所をひとつずつ潰しながら日々業務をおこなっています。

 

 

身をおく業界にもよりますが、わたしの場合だと、

 

 

その一瞬のミスが

 

『人の命を奪うきっかけ』

 

に直結するからです。

 

 

業界で多少のちがいはあれど、ミスは極力起こらないほうが賢明です。

 

このようなミスを引き起こす原因や、対処法もご紹介していきます。

 

本記事が、部下のミスで悩んでいる上司のお役に立てればうれしいです。

 

 

たすけブログの発信内容について

 

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部下のミスを引き起こす3つの原因とは?

なぜ人はミスをしてしまうのか?

 

 

はじめに、仕事の部下や後輩がミスを起こしてしまう代表的な原因を3つご紹介します。

 

 

職種や環境で多少変わる部分はあれど、多くの場合は共通しているはず。

 

 

それが以下の3つです。

 

その① コミュニュケーション不足

その② スキルが伴わない

その③ 過度なプレッシャーを感じてしまう

 

 

ひとつずつ解説します。

 

 

その① コミュニュケーション不足

 

部下とのコミュニケーション不足はミスを引き起こします。

 

なぜならコミュニケーションがうまく取れていないと、

 

業務の伝達

情報の共有

 

が正確に伝わらず、

 

部下はやるべき業務を見誤り結果的にミスにつながってします。

 

 

これは、上司の立場である人が明確な指示を出し、

日頃からオープンな関係性を心がけることが大切です。

 

 

その② スキルが伴わない

 

部下がミスをする理由の2つめが、

 

仕事内容に対する部下のスキルが伴わない

 

ことです。

 

 

人はだれしも、できないことはできません。

 

 

当たり前のはなしです。

 

 

これは上司の立場にある人が、部下のスキルを見定めて、

適切な教育やトレーニングを行う必要があります。

 

 

逆の言いかたをすると、

 

 

本人の力量が足りていない状態で、現場に送り出してはいけないということです。

 

 

スキルが伴わない状態で仕事をおこなうと、

職種によっては、

 

 

重大な労働災害に発展する可能性

 

 

があるので細心の注意を払うべきです。

 

 

ここは重要なパートなので後ほど深掘りします。

 

 

その③ 過度なプレッシャーを感じてしまう

 

最後は、

 

部下がプレッシャーを感じてしまい

ミスを起こしてしまうケースです。

 

 

プレッシャーを感じてしまう原因はいくつかありますが、

代表的な原因は以下の3つ。

 

 

周囲からの期待

ミスが許されない状況

自身の実力を超えている

 

 

このような状態でプレッシャーを感じてしまうと、

ミスを起こしやすくなりがちです。

 

 

他にも感情的になったり、他のスタッフへの配慮できなくなったりと

人間関係が悪化してしまうケースもあります。

 

 

 

ヒューマンエラーとシステムエラーを意識する

続いて『ミス』を深掘りしていくと見えてくる2つのパターンを解説します。

 

それが以下の2つです。

 

 

ヒューマンエラー

システムエラー

 

 

まずは言葉の意味を確認してみましょう。

 

 

ヒューマンエラーとは人為的な失敗

 

ヒューマンエラーとは、

 

 

人が原因となり引き起こすミスのことです。

 

 

具体的には、

 

 

うっかりミス

思い込み

確認不足

手抜き

 

 

などが挙げられます。

 

 

ヒューマンエラーには、うっかりミスのような些細なミスから、

 

大事故につながってしまう重大なミスと、幅広い種類があります。

 

 

システムエラーとは『仕組みの問題』

 

次にシステムエラーについて解説します。

 

 

もともとはIT用語で、コンピューターの不具合などに用いられる言葉です。

 

 

これがビジネスの場合だと、

 

先ほどご紹介したヒューマンエラーが、

 

 

そもそも起こってしまう

『仕組み』の問題をあらわします。

 

 

つまり、

 

 

ヒューマンエラーが繰り返しおきるということは、

システムエラーが改善できていないということです。

 

 

 

ヒューマンエラーを責めることはNG行為

なんで同じミスを何回も繰り返すんだ!

こんな簡単な仕事もできないのか?

 

 

最近はよほど聞かれなくなりましたが、

 

数年前までは、上司が部下に対して怒ったり責めたりする

場面が度々見られました。

 

 

しかし、

 

 

このようなヒューマンエラーが起因する

部下のミスを責めることはNG行為です。

 

 

なぜなら、

 

ヒューマンエラーを起こした人に責任はないからです。

 

 

先ほども紹介したような、

 

 

うっかりミス

思い込み

確認不足

手抜き

 

 

といったミスですね。

 

 

この場合の責任は、

 

 

できない人に仕事を与えた組織・管理者にある。

 

 

つまり根本的なそもそものミス、 システムエラーだとわたしは思うんです。

 

 

 

なのでヒューマンエラーを責めることは、

 

 

組織や自身のマネジメント不足をまわりに露呈してしまうことなるため

NG行為なのです。

 

 

 

たった1つのシンプルな解決方法とは?

続いて先ほど部下がミスをおこす原因で、

 

『スキルが伴わない』とご紹介した内容の深掘りです。

 

 

繰り返しミスを起こしてしまう部下への

シンプルな解決方法をご紹介します。

 

 

それは、

 

 

できない人に任せない

 

 

ことです。とてもシンプルですよね。

 

 

当たりまえのことをゆっくり言っていますが、

これが実際の現場になると意外と見落としがちです。

 

 

例えば、このような場合です。

 

 

Aくん、この作業内容なんだけど任せても大丈夫?

前に1度だけやったことがあるので大丈夫です。できます。

 

 

このような状況のとき、あなたはAくんに仕事を任せますか?

 

『大丈夫です・できます』

 

この言葉に安心して、つい仕事を任せてしまいませんか?

 

 

過去にたった、1度しか経験したことがないAくんに...。

 

 

冷静に考えると、Aくんミスを起こす可能性がありますよね。

 

 

この場合だと、全体的な指揮は主任クラスの人に依頼し、

その下にAくんを配置するようなかたちで任せるのがベストかと。

 

 

まずはミスを引き起こす可能性を整えたうえで、

仕事を進めることが大切です。

 

 

そのためには、

 

 

できない人に仕事は任せない

 

 

ことが重要です。

 

 

ちょっとした失敗を通じて失うモノのデカさ

できない人に仕事は任せないとすると、

 

それではいつまでたっても部下が成長しないのでは?

 

という意見もあると思います。

 

 

確かに一理ありますが、

 

部下の成長は中長期的にみて

まずは経験を積ませることが大切だとわたしは思います。

 

 

充分なスキルを習得し、

現場での経験を積んだ状態で仕事を任せることがベストかと。

 

 

また、ちょっとした失敗を通じて

失うモノの大きさはわかっておくべきです。

 

 

上の例で、最初からAくんに仕事を任せ、仮に失敗してしまったとします。

 

その場合のリスク(マネジメント側が失うもの)が以下の2つ。

 

 

依頼先との信頼関係

Aくんと上司の関係性

 

 

仕事の依頼先との信頼関係が失われると、

会社の売上にまで影響が出てくる可能性すらあります。

 

 

また、場合によっては事故やケガをしてしまい、

労働災害に発展する場合すらあります。

 

 

このように、失敗から失うモノは必ずあることを意識して

仕事を割ふりことが上司には求めらます。

 

 

まとめ 根本的なミスの原因は環境にあることを意識する

記事をまとめます。

 

本記事では、部下が引き起こす仕事上の『ミス』について

代表的な3つの原因を紹介し、

 

さらに深掘りすると見えてくる

 

 

ヒューマンエラー

システムエラー

 

 

について解説しました。

 

 

また、部下が繰り返してミスを起こさないように

シンプルな解決方法もご紹介しました。

 

 

それが、

 

 

『できない人に仕事を任せしない』

 

 

でした。

 

 

近年はどこの業界でも安全・安心に対する意識が高く、

それを怠った場合には、何かしらのペナルティを

背負う場合が多いです。

 

 

事故やトラブルを未然に防ぐためにも、

ヒューマンエラーとシステムエラーには

細心の気を配り日々の仕事を行なっていきたいものです。

 

 

今回は以上になります。

 

最後まで読んでくださりありがとうございました。

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